高濃度炭酸泉

そもそも炭酸ガスって体にとっていいものなのか?
実は炭酸ガス自体には何の栄養的な意味もありません。

 

ではなぜ、医療機関で注目を浴びているのか?

 

自分の手元にある古い資料でも治療として人工炭酸泉を使用する医療機関が全国500以上。特養老健などを含めるとさらに数は大きくなります。

 

適応は閉塞性動脈硬化症をはじめ、糖尿病、高血圧、褥瘡、バージャー病、火傷から整形外科分野での外傷治療まで幅広く用いられているようです。

 

いずれも循環を改善し、代謝能力の向上を目的としたものです。

 

炭酸浴にはふたつの作用があり、

 

@体内ニトロ(一酸化窒素)を産生させること。
Aボーア効果と言われるヘモグロビンへの働き。

 

このふたつが血流量と代謝を増大させることにより、循環不全に陥った組織を活性化させます。

 

特に血流量増大に関しては炭酸浴に浸かった部分の皮膚(末梢静脈)で普通のお湯に浸かった場合の150〜200%というデータがありました。

 

ただし、特殊な装置で1000ppm以上(バブ剤の10-20倍)の炭酸ガスを溶け込ませた、高濃度炭酸泉での条件です。

@体内ニトロ(一酸化窒素)産生
皮膚から高濃度の炭酸ガスが吸収され、その情報が脳に送られると、脳はその部位が酸素が足りないと勘違いして体内ニトロを産生します。
体内ニトロは血管を拡張する作用(特に静脈)が大きくこれにより血流量が増大し沢山の酸素と栄養が組織に運ばれます。

Aボーア効果
さらに炭酸ガスはお肌に優しい弱酸性なのですが、これが吸収されると通常よりはるかに二酸化炭素分圧が高くなり血液のpHが低くなります。
すると肺から末梢組織に運ばれて来たヘモグロビンと酸素の結合が離れやすくなり、たくさんの酸素が組織に供給されます。
この作用のおかげで、バイパスやカテーテルなどの外科的処置が出来なかった末梢血管の血流が改善され、従来なら余儀無く切断という処置をまぬがれるケースが多くなったそうです。

大宮にお住まいの方は、カインズホームの近くにある清岸寺温泉にこの人工炭酸泉があるので一度体験してみる事をお勧めします^_^
http://seiganji-onsen.com

 

自分もお気に入りで、たまに子供を連れて行きますが竹林に囲まれた露天風呂に癒されます^_^

 

但し、前回の画像のようにくっきり紅潮する事はありません。

 

おそらく湯船が広いのと、湯温と対流で(炭酸は熱と振動に凄く弱い。コーラと同じです)炭酸泉吐出口から離れると濃度が上がりにくいのかもしれません。

 

当院では一回毎にバケツに人工炭酸泉を作ります。更に今回導入した装置では、作ってから40分後も1100ppmの濃度を保つ事が日本食品分析センターの試験にて証明されています。冷え性・むくみ・静脈瘤・肌質の改善に是非ご利用ください。

 

全身浴は出来ませんが、部分浴でいいからもっと血の巡りを良くしたい!という方は是非ハビリスへお越しください!