こんにちは。大宮ハビリス接骨院の大野太郎です。
寒い日が続きますが、みなさん運動していますか?
「ずっとウォーキングをしているが、最近足腰が弱って体力が落ちてきた。」というお悩みをたまに聞きます。健康のために沢山歩いているのに。。。
そんな時『体力』についてお話する事があります。
『体力がある』という言葉を使うとき
- 元気に動けて疲れにくい
- 疲れてもすぐ回復する
- 病気になりにくい
そういうイメージを思い浮かべると思います。元気で健康でいるためには『体力』が必要です。『体力がある』とは具体的にどういう状態の事なのでしょうか?
目次
初めにまとめておきました。
基礎体力とは
『体力』は専門的に分類されますが、どんな動作にも必要なのが基礎体力です。いろんな説がありますが、たくさんの方を見てきた私の感覚として筋力・持久力・柔軟性・バランス能力 の4つが自立した生活を送るうえで最低限必要な基礎体力になると思います。
足腰の痛みなどは、この基礎体力を超えて無理がかかってしまった結果とも言えます。
4つの力が揃っているかで生活に大きな影響がでてきます。
これは赤ちゃんからお年寄りまで共通です。スポーツ選手の場合は競技成績にも影響します。
赤ちゃんが歩けないのはナゼ?
赤ちゃんが歩けないのは、ずば抜けた柔軟性を持っていても、基礎体力のうち筋力・持久力・バランス能力が弱いからです。
生まれてから約1年かけて筋力・持久力・バランス能力が備わってくるとすこしづつ歩けるようになってきます。
いきなり歩けるようになる裏技は存在しないので、赤ちゃんも地道に『体力』を鍛えているんです。
ウォーキングしていても体力が落ちるのはナゼ?
驚く程の量を歩いていても、それ以外は特に何もしていないという方も結構います。
通常のウォーキングでは持久力(心肺・筋肉)とバランス能力の一部が養えます。ただし柔軟性・筋力はあまり鍛えられません。
30代以降は自然に筋力低下と筋肉が固くなる萎縮が進みます。
柔軟性・筋力を維持する運動をしない場合、姿勢を維持する筋力が落ち、体が固くなり、歩幅が減って歩きにくくなります。
1~2時間もウォーキングするのであれば、そのうち5~10分だけ柔軟性・筋力をつける運動に回すと基礎体力が向上します。
基礎体力4つを身に着ける方法。
基礎体力4つを同時に揃えるのも大変ですから、優先順位を決めて効果的なトレーニングをやるのがおすすめです。
これは高齢者の方も、子供も、アスリートも例外ではありません。
1.まずは持久力。
持久力がないとそもそも動作を継続する事ができません。
最適なのがウォーキング・ジョギングなどです。
「運動と言えばまずコレから」と誰もが思いますが、とても理にかなっています。
問題はココから先に手を付けていない人が多いことです。
2.次に柔軟性。
柔軟性がないと筋肉の伸縮量が減り、関節の可動域も狭くなります。すると益々筋肉が固くなる悪循環に陥ります。
筋量も増えにくく、ケガもしやすくなります。
柔軟性はストレッチングで向上します。
3.そして筋力。
動力源・エネルギー貯蔵庫・体温を作る発熱装置を兼ねた大切な部分。
筋量を増やすには筋トレです。目的に合った無理のない筋トレをしましょう。
4.バランス能力。
動作全体を調和させケガなどのトラブルも防ぎます。
バランストレーニングで鍛えます。
ストレッチや筋トレなどのトレーニングにバランス要素を入れる事もできます。
※1~4について具体的に何をすればいいのか、無理なく効果的なやり方はあらためてご説明します。
ガスト大成店の隣です。駐車場