こんにちは。大宮ハビリス接骨院の大野太郎です。
みなさんはこんな経験ありませんか?
「背中を動かしても押してもらっても痛くないのに、下を向いたり首を回したりすると肩甲骨のあたりが痛い!」
こんな時は、もしかしたら筋肉の痛みではなく神経痛かもしれません。
肩甲背神経痛
《概念》
- 肩甲背神経は7個ある頸椎の上から4~5番目を起点として下に向かい、肩甲骨を動かす筋肉(大、小菱形筋)に分布し支配しています。
- 肩甲背神経の起点である頸椎の炎症や、神経の通り道である斜角筋による圧迫などで、支配領域である背中に痛みやしびれが出ます。
《症状》
- 背中、特に肩甲骨内側の痛みやしびれ。
- 首を動かすと痛みが増す。
- 筋肉の痛みと違って、押したりしてもあまり痛くない。
《おうちでの治し方》
- 痛みを確かめるように首を動かしても痛みが増すだけですので、安静に。
下を向くことの多いデスクワークの方は要注意です。 - 湿布は背中だけではなく、モーラスやロキソニンなどのエヌセイズを首に貼ってください。
- お風呂に入ってしっかり温めてください。
- 良くならない場合は当院へお越しください。
《当院では》
- 斜角筋や頸椎を手技でゆるめ、神経の圧迫を取り除きます。
- 手の届きにくい深部に対しては超音波治療器を用います。
- マイクロ波や低周波・干渉波を混合した電気を流し、深部の血流を促進し、炎症を早く治します。