こんにちは。大宮ハビリス接骨院の大野太郎です。
40代以降、幅広い年代にみられるCM関節症についての説明です。
母指CM関節症
《概念》
- 手根骨と母指中手骨の関節で起こる変形性関節症。
- 原因により、加齢に伴う「1次性」と突き指や骨折などケガに伴う「2次性」に分けられる。
- 75歳以上の女性の半数以上にレントゲン所見で変形があるといわれる。
《症状》
- つまむ・ねじる・握るなどの動作が痛い。
- わかりやすく言うとペットボトルやびんのふたを開ける時に痛い。
- 親指の付け根と手首の間あたりが腫れているように見える。
- 進行すると亜脱臼を起こすので外反母趾の様にはっきりと変形が確認できる
《おうちでの治し方》
原因のひとつは、親指を使う事による関節への負担です。
すり減った関節軟骨の回復はあまり期待できませんので使い過ぎが思い当たる方は、
なるべく負担がかからない使い方を心がけてください。
テーピングで固定するのも有効です。
《当院での治し方》
変形の進み具合でステージ1~4に分類されます(Eaton)
すでに変形を来している場合は、関節の状態を温存し痛みを取っていきます。
痛みの出始めた初期ステージ1の段階なら関節変形がない状態で回復が望めます。
一度ご相談ください。