その場で出来るロコモ度判定 立ちあがりテスト
こんにちは。ハビリスの大野です。前回はロコモとは何か?
なぜロコモ対策が必要なのか。現在・未来の介護の状況を交えて説明しました。
今回は『で、今自分はどうなのかなぁ?』というのを調べてみましょう。
やり方は以下の通りです
①片足でTry!40cm
①40センチの高さのベンチにすわって、両腕を組んでみましょう。
(ふつうのダイニングチェアは45センチくらい。それより低いベンチで40センチくらい)
②その状態で、片足で立ちあがってみましょう。
(反動はつけないでください。浮かせる足は軽く伸ばしておいてください。)
③立ちあがれたら、3秒間そのままキープ。
このテストにチャレンジした女性の場合
20代~30代までは90%の方が出来るようです。
40代でドーンと成績が落ちて70%チョット。
60代まで緩やかに成績が落ちますがそれでも50%はクリア
70代でドーンとまた成績が落ちて30%以下になります。
どうですか?出来なっかた方いたら下の②のテストを試してください。
②両足でTry!10cm
①高さ10センチの台を用意して座って、両腕を組んでください。
②その状態で、両足で立ちあがってみましょう。
(反動はつけないでください)
③立ちあがれたら、3秒そのままキープ
どうですか?出来なかった方いたら・・すぐにでも訓練開始です。ほんとに!
このテストにチャレンジした女性の場合
60代までのだいたい90%の方はクリアです。
70代でだいたい80%の方はクリアです。
40代と70代が要介護の分かれ道?
統計的には、その年代に筋力の衰える波がありそうです。
普通の生活が続けられるというのは当たり前のようでいて、実はすごく幸せなことです。
自分の思い通りに動けなかったり、自分のために家族が仕事を辞めるなんて誰も望みません。
みなさんが今幸せな状態であるなら、ご自身や家族の将来のためにいつまでも幸せでいられるように意識してみてください。