こんにちは。 大宮ハビリス接骨院の院長 大野です。
今日は女性に多い股関節の痛みの中でも、筋肉が原因のものについてご紹介します。
股関節の痛みは大きくわけて
①神経の痛み(坐骨神経、閉鎖神経、L1、L2・・)
②関節の痛み(変形、臼蓋形成不全)
③筋肉の痛み(いろいろ)
に分けられます。(鼠径ヘルニア等は今回除外です)
最近当院にいらした方(30代女性)ですが、しゃがむ動作での股関節の痛みを訴えて来院されました。
その他所見としては・・・
⊡安静時は痛くない。重さをかけて立つのは痛くない。股関節の捻る動作(回旋といいます)は痛くない。
⇒ 関節や神経の症状は大丈夫
⊡自分で前屈やしゃがむなどの動作でおしりの横(大転子という出っ張り)が痛い。
⊡患者さまの足を私が持って動かしてもあまり痛くない。
⇒ 張力を持った筋肉か滑液包(クッション)が太ももの骨の出っ張りに当たって炎症を起こしている様です。
診断は軽度の『弾発股』
弾発股とは・・・スナッピングヒップなどと呼ばれることもあります。股関節の屈曲などの動作でコクンとかパツっと鳴る感じがする。痛みがない場合もあります。
股関節まわりの筋肉と骨がこすれて炎症を起こします。近くにある滑液包が炎症を起こすこともあります。
痛い場所の炎症を取り除かないといけないのですが、それは少し時間が必要なので
原因となっているおしりまわりの筋肉をほぐし、腸脛靭帯のストレッチをしました。
結果歩いて違いがわかるくらい楽になったそうなので良かったです。
あとは痛みを電気やマイクロで軽くしていけば早く治りそうです。
まわりに足の付け根が痛い方がいたら参考にしてみてください。
自分で腸脛靭帯のストレッチする方法は・・ネットで検索したら沢山でてきましたが、
自分でやるのはかなりアクロバティックですね!大変そう・・
ハビリスが近い方は私が安全かつ正確にストレッチしますので安心してお任せくださいね!
メインページ